夏休み大遠征 7.5章 ~しらさばくん死す於函館~

 

はい、すいませんでした。

 

 

東室蘭駅に戻り、普通列車長万部行に乗る。

1時間ほど列車に揺られ、とある駅で降りた。

 

その駅名は小幌駅。

 

秘境駅ランキング1位として君臨するこの駅。

近くに民家はおろか、道さえないのである。まさに陸の孤島。宮崎をバカにできないレベル。

 

そのような誰も使わないような駅。降りるのは当然そんな物好きの俺くらいしかいない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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降 車 人 数 8 名

 

もちろん、目的は全員同じである。

 

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釣り人がごくまれに使うらしいのでヒラメのシールが。

 

 

 

 

 

 

 

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いやー雰囲気がもう何者をも寄せ付けない。

四方はトンネルと雑木林しかない。どうやって使うんだこの駅。

 

 

 

一旦室蘭に戻り、例のインターンの人にきいた室蘭名物焼き鳥を食べる。その人は出身は旭川で現在室蘭の大学に通ってるらしい。

 

そのあと乗るのは281系気動車特急「スーパー北斗」函館行。

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子供の時、好きだったが本の中でしか見れなかった、その車両を目の前で。

 

20時半頃函館駅に到着。

 

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さらに函館市電に乗り換える。

 

函館はだいたい久留米と同じくらいの規模なので、久留米に路面電車があるようなものだと想像していただければ。

 

 

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さらにさらに、ロープウェイに乗る。ロープウェイの中には数組のカップルと単騎の20歳独身。俺は何をしてるんだろう。

 

 

何をしてるか。函館といえば夜景です。世界三大夜景。

函館山から眺める夜景のためですよ。その函館山、標高がですね。

 

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なんでや!阪神関係ないやろ!

 

それどころか乗ってきた函館山ロープウェイのWebページ、

 

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本当に阪神関係ない。ミリもかすってない。

 

そんな100万ドル、もとい334万ドルの夜景がこちら。

 

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まあうまく撮れなかったのできれいなものを見たい人は恋人とでも来てください。

恋人いない奴は首吊れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ウッ

 

夏休み大遠征 第7章 ~しらさばくん死す於室蘭~

9月6日

9時8分出発の富良野行きの特急に乗るため札幌駅に7時に到着。ネカフェのパックの都合上仕方ない。

待合ベンチでうとうとしてたら9時を回ったので改札をくぐった。

 

さて、富良野行きの特急は何番乗り場だ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ないぞ

今9時5分だよな?

 

 

 

 

 

 

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なんで8分発だと思ったのか

 

これで富良野行きは消え、すぐに本日の行先変更を余儀なくされた。

 

こうなったら次発の特急に乗り込んでから考えよう!

次発 特急すずらん 室蘭行

 

よし、決めた。

 

 

 

 

 

 

 

室蘭駅の1つ手前母恋駅で下車し、山道を3kmほど歩く。そして到着した。

 

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自殺の名所地球岬

 

いやー長かったのか短かったのわからない人生でしたがね。こうして皆さんに出会えたこと、うれしかったです。じゃあの。

夏休み大遠征 第6章 ~夕張のメロンはメロンではない~

 

 

9月5日

この日だけは何も予定が無かったので旭川にでも行くことにしました。

その前に・・・

 

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キハ261系気動車スーパーとかち1号」帯広行に乗り向かった先は

 

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夕張!メロン!

9時前新夕張駅到着。

この駅前にある道の駅夕張で1時間弱滞在、夕張的な何か土産買って帰ろうという魂胆だ。

 

 

 

 

 

 

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折り返しの札幌行きの特急が来るときちょうど開店ですね。アホ。俺のアホ。

 

 

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せめてメロンと記念撮影

 

 

新夕張駅から釧路方面の新得駅までは普通列車が走っていない。そのため、青春18きっぷなどは特例として新夕張新得間では特急列車に乗ってもよい。

 

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特急だらけ。

 

札幌に戻り、特急スーパーカムイ旭川行きに乗車。

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スーパーカムイ785系と789系とあり、写真は789系。特急電車。そう、電車。気動車ではなく電車の導入にはいろいろとお金がかかるのだ。そんなこと全部を人口密度の低く広大な北海道でやってたらアカン。採算がとりやすい札幌周辺はしているが。

 

ってわけで旭川に到着。さらに東旭川駅まで移動し、バスに乗り換え向かった先は・・・

 

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旭山動物園

旭川市旭山動物園です。ややこしいね。もちろん一人。もう当たり前だから赤の大文字とか使わんぞ。

 

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ああ^~首やば

 

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完全に( ˘ω˘ )スヤァ…

 

結局閉園までいました。

 

 

 

なお、夕張で買えなかった土産などは後日新千歳空港で購入しました。

 

 

タイトル回収しときますと夕張のメロン、

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メロンとは言えないですよねwwwおやこんな時間に誰だろう

夏休み大遠征 第5章 ~稚内ってどうやって「わっかない」って読むんだよ~

まあ北海道の地名自体なかなか読みづらいのが多いのは既知。

駅名だけでも

留辺蕊(るべしべ)

北一已(きたいちやん)

占冠(しむかっぷ)

倶知安(くっちゃん)

長万部(おしゃまんべ)

など挙げるときりがない。 

 

 

9月4日

朝8時前、乗り込む列車はキハ261系気動車スーパー宗谷1号」稚内行き。

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札幌ー稚内間396.2kmは気動車特急では一番走行距離が長い。まさに最果ての地。参考までに、熊本ー広島間の新幹線での距離は399.1km。いかに北海道が広いか、この特急が長距離走行してるかお分かりだろう。

 

5時間以上かけ、13時ちょうど、稚内駅に到着した。

雨が降っていた。名寄(なよろ)を過ぎたあたりからなんか雨が降り出していた気がしていたが。

さて、この稚内駅、日本最北端の駅である。

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これで最東端駅、最北端駅をコンプリート。

 

ここからバスに乗り換える。

そういえば北海道ってだだっ広いから道も広くて、そのうえ人口密度が低いので渋滞することが全然なくて、バスが結構正確な時刻で運行してるんですよね。

オラ見習えや、平均12分くらい遅れる熊本のバス会社。

 

 

バスに揺られること40分。日本の最果て宗谷岬に到着。北方領土を除き、日本最北端である。

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宗谷岬のポーズ

 

この地点ですでにドシャ降り。傘をさしても強風で壊れそうになるため、雨に濡れる選択肢しかなかった。

宗谷岬のポーズを撮ってる時もおばちゃんに傘をささなくてもいいの?と心配される。

 

 

 

本日やったことは以上である。はい?

宗谷岬の滞在時間は30分。一方、札幌からの移動時間が往復で約12時間。このために。この日はこれ以外何もできませんでし・・・

 

あ、でも札幌に帰って、インターンで一緒だった北海道出身の子に絶対食っとけと言われていたジンギスカンを食べましたね。ホントにうまかった。

一人焼肉も慣れた。

 

なお、晴れてて視界が良ければ樺太サハリン/ロシア)が見れるそうです。それ以前の問題。

 

・・・と、稚内はロシアに一番近い都市である。それで道路の案内標識がこんな感じに。

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スパシーバ。

夏休み大遠征 第4章 ~今もっとも網走が似合う男~

 

9月2日

 

西帯広駅から帯広駅までキハ40系気動車で移動。帯広スーパーおおぞら(第3章参照)に乗り換える。

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往年の名車キハ40系(JR北海道カラー)

 

こうして釧路まで移動。さらに釧路では「くしろ湿原ノロッコ1号」塘路行きに乗り換える。

 

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ノロッコとは、釧路湿原や富良野のラベンダー畑など景色を楽しむために低速運転する様子の「ノロノロ」と先頭がディーゼル機関車でそこから客車が連なる「トロッコ」の組み合わせの造語である。そのまんま。

 

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車窓から見た釧路湿原

 

 

塘路駅で数十分待った後に折り返し、釧路湿原駅で下車。展望台へ徒歩で向かう。

 

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展望台から見た釧路湿原。蚊がクッソ多かった。

 

 

1時間後に来た列車は摩周・川湯温泉足湯めぐり号

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この列車、摩周駅と川湯温泉駅で十数分停車し、その駅にある足湯につかることができる。ただ、網走方面まで乗り換えなしで抜ける列車は少ないので、単純に網走まで抜けたい地元利用者も多かった。ってかそもそも使ってる車両は普通の通勤列車だし。

 

 

3時間強かけ、夕方網走に到着。翌日網走観光の予定であったが、あいにく網走にもネカフェはない。

ここでやっぱりフリーパスの利を生かす。

網走から1時間弱の北見まで移動する。北見は帯広同様商業都市であり、ネカフェもある。

 

ということで、網走駅で特急オホーツクに乗り換える。

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18時過ぎに北見駅に到着。晩飯に焼肉に行った。焼肉に玉ねぎは欠かせない厨なので、北見名産の玉ねぎも食った。

 

 

 

もちろん一人で

 

 

 

 

 

 

9月3日

ネカフェ最寄り駅の西北見駅から普通列車で網走駅まで移動。ちなみに特急の始発に乗っても網走到着は12時を過ぎる。札幌から来てるので到着はかなり遅くなるのだ。

 

 

網走駅からバスに乗り換え、目指した先は

 

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網走監獄

今から投獄されますグッバイ。ってなんでやねん。

これは確かに旧網走監獄であるが、今は博物館網走監獄となっている。ちなみに少し離れたところに現在のそれである網走刑務所がある。

 

 

網走はもともと何もなかったが旭川までの道を開拓するため、網走の住民を大きく超える人数の囚人たちが送り込まれた。死者を多く出した過酷な開拓作業により、旭川ー北見ー網走の道が開通した。この道沿いの町の発展はこれらの犠牲の上にある。

 

 

そうです。結構いろいろ楽しめた施設だった。

 

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看守と犯罪者

 

 

 

 

あとは昼に青いカレーの流氷カレーを食っては

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流氷(一応本物)見たり

 

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クリオネ見たくらい。

 

 

特急オホーツクで札幌まで戻り、晩飯には札幌と言えばコレ、みそラーメンを食ってやっぱりネカフェで泊まった。これで道東編はおしまい。

 

 

 

翌日は道北。北の大地まで来たんだから、その北の最果てまで行ってやろうじゃないか。

夏休み大遠征 第3章 ~北海道の闇~

8月31日21時前

小樽港に到着。歩いて市街地まで移動すること30分。

 

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小樽運河

 

 

小樽はまだまだ見どころが多いが、今回は見送った。また、先に言っておくが札幌周辺の観光も全くしていない。今回はむしろ北海道の端を旅する。

というのは、北海道はまた来るだろうし、札幌周辺ならいくらでもチャンスはある。そして今回はとある武器がある。

 

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みんな大好きフリーパス。7日間で26230円。

ちなみに九州のフリーパスは3日間で30860円。(誕生月なら20570円)

 

 

なぜ北海道はあんな広大な大地を7日間旅してもこの安さなのか。

というのは、九州はまず新幹線という大正義がある。そのため九州は値段設定が強気だ。

そしてもうひとつ。列車の発着数が圧倒的に違う。その理由は人口密度の違いがある。

九州の都市北海道の都市を人口基準で混ぜてランキングをつくってみた。九州の都市の規模と比較し、北海道の都市の規模が推測しやすいと思う。

 

1.札幌 1,880

2.福岡 1,463

3.北九州 977

4.熊本 734

5.鹿児島 606

6.大分 474

7.長崎 443

8.宮崎 440

9.旭川 356

10.久留米 302

11.函館 288

12.佐世保 261

13.佐賀 238

14.釧路 190

15.苫小牧 174

16.都城 170

17.帯広 169

18.諫早 140

19.小樽 137

20.八代 132

(単位:千人)

 

圧倒的札幌1点集中。

そして北海道2位の旭川でも一気にがっくりと落ちる。

こんなんで九州みたいに列車バンバン(1時間に1本)走らせてたら採算が合わない。すでに採算合ってないんだけど。

 

広大な土地ながら列車の本数が少ないためこの切符が使いにくくなり、それが安い理由であるだろう。確かにこの発着数の制限には大変苦労した。(のちのちエピソードが出てくるかもしれない。)

 

 

 

なお、札幌での観光はしなかったが、宿泊拠点にはした。北海道はその土地の広さゆえ、特急でないと非常に厳しい(フリーパスを買った理由でもある)がその特急は、ほとんどすべて札幌発着である。

 

スーパーカムイ 札幌~旭川

スーパー宗谷サロベツ 札幌~稚内

オホーツク 札幌~網走

スーパーおおぞら 札幌~釧路

スーパーとかち 札幌~帯広

北斗・スーパー北斗 札幌~函館

すずらん 札幌~室蘭

 

 

ということで小樽駅から札幌駅に移動し、駅前のネカフェで泊まった。

 

 

 

 

9月1日

ということでここからが本番である。まずは道東を侵略する。

283系気動車スーパーおおぞら」釧路行き

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小さい頃一番見た目が好きな車両だったと思う。かっこいい。

 

 

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こいつらぴょこぴょこ動く。かわいい。

 

 

約4時間で釧路駅に到着。さらにキハ54系気動車「快速ノサップ」根室行きに乗り換える。

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気動車で1両編成の快速なんてなかなかこっちじゃ見ないよね。

一応、福岡県内の快速・特急停車駅の鹿児島本線沿線の人でしたから初めて2両編成の快速・特急を見たときはなんやこれ思いましたね。それが九州内での出来事。

北海道の輸送密度の闇は深い。

 

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扇風機には国鉄のマークが。古い車両である。

 

 

 

釧路ー根室間の列車はだいたい2~3時間に1本くらい。途中浜中駅では列車交換を行う。なお、浜中町モンキー・パンチの出身地であり、釧路ー根室間の列車の一部はルパン三世のラッピングが施されている。

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7時過ぎに札幌を出て、特に遅れもなく14時前に根室駅に到着。さらにバスに乗り換える。

こうして納沙布岬に到着した。

 

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うーん重い。

いわゆる北方領土南鳥島を除くと、日本の最東端はここである。

霧が濃かったのでほとんど先が見えない。

 

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その北方領土返還を願うモニュメントをバックに、納沙布岬のポーズ。ひざ曲げすぎた。

 

 

ということで釧路に戻るその前に、絶対に立ち寄りたかったところは

 

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日本最東端駅東根室。西大山に行けなかったので(南九州編参照)これで最初の端駅である。

 

 

さて、早めに寝床を考えよう。札幌まで戻ることも考えたが、時間のロスが大きすぎる。釧路にネカフェはない。安く泊まれるドミトリーも空いてなかった。

 

そう、釧路ははっきり言って何もないのである。

さっきの人口ランキングでは釧路は道内で4位の都市。

だから、インターンの時に北海道出身の子に釧路について聞いた。

田舎だよ、と答えられた。

 

 

行ってみると予想以上に田舎だった。

よっぽど後述の帯広のほうが栄えている印象を受けた。

なぜ、釧路に人が集まっているのだろうか。

これはあくまで私の一つの仮説ある。

 

今、日本で唯一炭鉱があるのはここ釧路だけである。

また、海に面しており、魚も多く取れる。

さらに、かつて釧路湿原を開拓していたことで伐採していたはずだ。

恵まれた北海道の大地特有の農産物もあっただろう。

これらの資源、石炭・水産物・木材・農産物を輸送したり、それらに依存した工業で都市発展してきた。

しかしエネルギー革命に伴い、また、釧路湿原の保護運動により大きな利益をもたらしていた資源生産が激減し、街は衰退したのではないだろうか。そして人口は工業団地の名残ではないだろうか。

なお、現在でも港は活発であり、それによって生活物資は十分供給されるため人口減少スピードは軽減され、とりあえず4位の座は守れてるのだろう。

 

とはいえこのような経緯だったため商業都市とは言えないので田舎という印象はどうしてもぬぐいきれない。

当然宿もない。

さあここでフリーきっぷの職権乱用である。職権?

帯広まで戻ればネカフェがある。これなら札幌まで戻らず、安く泊まれる。

ということで1時間かけて帯広まで戻った。

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非電化路線に突然の高架駅。

とにかく腹が減っていたので南口からしばらく歩くも飲食店がまったく見つからず、飲食店は駅の北側だったという痛恨のミス。

 

釧路と違って、こちらは商業都市として発展してきたので釧路よりも人口少ないが、都会という印象を受ける。

 

 

名物という豚丼を食ってさらに西帯広駅まで移動。その駅から歩いて30分弱のネカフェでゼロの使い魔を読んで寝た。

夏休み大遠征 第2章 ~狂気の舞鶴鎮守府~

 

それでは名古屋にインターン

の前にラーメンを食いに行った。

 

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ほぼって何%ぐらいなんすかね。

 

 

 

 

 

 

8月25日

 

ということで来ました名古屋。

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改修中のためちょっと残念な感じの名古屋城

 

 

インターンは遠距離から来た者は合宿所を使ってよいことになっていた。合宿所と言っても、近くのマンションである。

合宿所の部屋に入ると、妙に親近感のある大きさで正方形の、カバーがかかったテーブル。ふかふかそうな椅子が4つ。これはもしや・・・

 

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なんで全自動雀卓があるんですかね・・・

 

メンバーには初めて麻雀をやるものもいたが、毎晩ベッド争奪戦(ベッドは1つしかなかった)のため麻雀を打ち続けた。その初心者、早速三倍満ツモという強運。

 

 

 

 

 

 

 

肝心のインターンの内容は覚えてない。

 

 

 

 

 

 

 

 

8月30日

名古屋から帰った翌日、秀が1週間修行の旅に出るから家を空ける、それに合わせてこの日に北海道に向けて出発することにした。

 

 

特急きのさきで福知山まで行き、乗り換えるとき、外国人から声をかけられた。

外"Is that train for KINOSAKIONSEN?"

俺、混乱してとっさに

俺"Yes,that's KINOSAKI Express."

 

 

 

特急きのさきは今乗ってきた特急だろがあああああああああああああああああ

 

 

 

ということでここからは北近畿タンゴ鉄道に乗り換え。快速丹後あおまつ天橋立行きに乗る。

察しがいい方はもうお分かりであろう。

 

 

 

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日本三景のひとつ、天橋立です。

 

さらに移動し、西舞鶴駅で再びJR舞鶴線に乗り換え。1駅で東舞鶴駅に到着。

 

さて、舞鶴といえば舞鶴鎮守府護衛艦見ていきましょう。

 

こちらはあたご。

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こちらはみょうこう

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こちらはしまかぜ。

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!?

 

完全に毒されてやがる・・・

 

護衛艦しまかぜの定係港は佐世保です。

 

 

ちなみに舞鶴のアベニュー(横の通り)の名前は戦艦の名前がつけられています。

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さて、なぜ北海道に行くのに舞鶴に来たのかというと、フェリーで行くからです。しかしフェリーの出港は0時半、深夜である。

 

実は舞鶴はシャッター街になっているところが多く、正直店という店が少ない。日が沈めば何もできなくなる。

 

時間をつぶすため、少しは栄えている駅前まで戻ったが、疲労がだいぶきている体にむち打ち、片道30分かけて歩いて行った先は

 

 

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ぜかましちゃんと記念撮影。このためだけに片道30分。

これが芸人魂である。

 

 

 

まあ都合よく時間がつぶせたので戦艦フェリー「あかしあ」で北海道小樽に向かう。

 

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出港時刻は日をまたいでおり、疲れもあってか、すぐに眠りについた。

 

 

 

翌日朝、甲板に出ると

 

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一面の海!

 

こんな感じなので21時間携帯が使えない。

 

でも映画上映があったり、なんだかんだ暇することはほとんどなく、船内は快適だった。

大浴場も貸切だったので裸体を誰もいない海に向けて見せつける行為など。

 

 

 

夕方になるとサンセットクルーズを楽しめる。

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暁の水平線に勝利を刻みなさいっ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

※暁とは日の出前のことです。